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12月22日、マルシェとラヴィをレスキューしました。

先週の金曜日、
あるホームセンターに別々のケージに入れられて
オスとメスのボーダーコリーが捨てられていました。

保健所に収容された土日の間に出産したようで
月曜に職員の方が犬舎に行くと生まれた子犬6頭のうち、
3頭がすでに凍死しており、もう1頭も衰弱していて助からなかったそうです。

BCFには火曜に連絡が入り、メンバーが接見に行きました。

そして引き出しができる水曜日の朝、保健所に電話を入れると
残ったパピー2頭のうち1頭が危ないと言われ、
メンバーが着いた時には衰弱死していました。


BCFでは、母犬と残ったオスのパピーを保護しました。
父親と思われるレッドのオスはBCRN さんがレスキュー予定です。


母犬はマルシェ、子犬はラヴィと名づけました。


マルシェはヘルスチェックの結果、フィラリア 強陽性。
肝臓の数値もおもわしくないので再検査の予定です。
ラヴィは低体温でしたが、それ以外は元気でした。

命の危険はひとまず去りました。

しかし急激な環境の変化によるものなのか原因はわかりませんが、
マルシェがラヴィを攻撃し始めたので2頭を離しました。
まだまだ母乳の必要な時期ではありますが、
やむをえず3~4時間おきの人工飼育が始まりました。


そんな時、事情を知ったブリーディングのベテランの方が
ラヴィの面倒を見てくださることになりました。

「同じような時期に同じ頭数で生まれた赤ちゃんなのに
一方は母親の愛情に包まれ、何不自由することなく健やかに育っていっているのに 
もう一方は…。」
とショックを受けられ、なにかできることはないか?
とラヴィを7頭目の子として受け入れてくださるお申し出をいただきました。

ご自分の家で生まれた6頭のお世話だけでも大変なことなのに
もうひとつの命を引き継いでくださり、
言葉では言い尽くせぬほど感謝しています。


そして今日、大切な『命のリレー』で
ラヴィは無事、新しいおっぱいに吸いつくことができました。
Le1225.jpg

助けられなかった5頭の分まで強く元気に育て! ラヴィ!



母親のマルシェもようやく落ち着いて来ました。
ma1226.jpg

でも体重は11.2キロしかありません。
この寒さの中、重い病気を抱え、ガリガリの身体で出産したマルシェ。

攻撃しつつもいなくなった子を探す姿を見ると
果たして母子を引き離すことが良かったのかと正直悩みましたが
マルシェの身体をしっかり治すことも私たちの務めと思い、
食事に気をつけながら体重を増やし、
これからは心と身体のケアにつとめたいと思います。


マルシェもラヴィも新しい飼い主募集までに
しばらくお時間をいただくことをご了承ください。


*保護犬No.31 マルシェ

性別:メス
年齢:4歳(推定)
体重:11.6キロ
健康:フィラリア(+)



*保護犬No.32 ラヴィ

性別:オス
年齢:2010年12月18日生まれ



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